求職者を支援したいという思い

求職者をサポートしたいという思いが、私を後押しする

就職・転職サポートを行う人材紹介企業で、キャリアコンサルタントとして活躍する女性にお仕事の魅力についてお伺いました。

Q.キャリアコンサルタントのお仕事を選ばれた理由は?

A.以前は大手家電メーカーの広報として働いていました。
自社の商品を販売するためのさまざまな規格を立案、事項するなど充実した毎日だったのですが、少しずつ仕事に疑問を抱くようになったのです。
つまり、広報でありながらエンドユーザー一人一人の顔が見えにくいという不満を感じるようになったのです。

そして一生を通して働ける仕事かどうかを考えたとき、この仕事は私の一生の仕事ではないと感じたこともあり、一度退社して今後の働き方について考えてみようと思いました。
そして転職先として選んだのが、今の会社です。

Q.実際に転職されていかがでしたか?

A.そうですね、一言で言えば、転職して良かったと思っています。
というのは、この仕事では会社の人材採用の方と頻繁にお目にかかって、その会社の経営理念から今後の展望、そのためにどのような人材を求めているのかといった経営の中核に近いところまで踏み込んで関われるので、非常にやりがいを感じられること。

また、転職先を紹介するユーザーに対しても、一人一人にマッチした職場を提案するのでじっくりと腰を据えた面談がが必要であること。
つまり顧客関わりながら、採用というゴールを二人三脚で歩めるのでユーザーの反応が直接返ってくるので非常に勉強になります。

Q.平均、何人くらいを担当されるのですか?

A.私どもの会社では3カ月を目安に就職活動を行っております。この3カ月で対応させていただく人数は10人超といったところですが、15人を担当するのが目標です。

Q.一日のお仕事の流れは、どのように進められるのですか?

A.午前中は会議などを行い、その後、求人を募集する企業の担当者から求人情報についての確認を行います。
ユーザーとの面談は夜や、土日が中心です。
特に土日は面談が集中しますね。

Q.夜や休日もお仕事なんですね

A.そうですね、やはり働きながら転職活動をされる方が大半なので……。
幸いひとり暮らしですから、休日を土日にする必要がありませんし。

Q.成約率では常にトップクラスを維持しておられますが、その秘訣は?

A.これといったコツはありませんが、綿密な情報収集が大切だと感じています。
つまり、ユーザーの話をとことん聞くことです。
そのうえで、自分が持っている求人情報から最適な企業をピックアップし、なるべくミスマッチングしないよう心がけています。
転職はその人の人生を決める、大きな決断を迫られます。
少しでも後悔のない転職ができるよう、支援したいと考えております。