新卒採用が何に繋がるのかを考える

新卒採用により起こる社内の化学反応

人間関係というのは面白いもので、そこにいる人員同士の人間関係によって本来そこにある能力の120%を発揮できるようになることもあれば、逆に70%以下にしか機能しなくなってしまうようなことがあります。

人事担当者として仕事をしていくと否応なく発見をすることになるのがそうした人間同士の化学反応で、それは当初想定していた以上となることも珍しくありません。

新卒での採用というと、仕事のスキルがほとんどない新人を新たに組織に入れそこで少しずつ戦力になる人員となるように育てていくというまるで機械の組立作業のように思われることもあるのですが、実際のところ思っていたとおりに話が進むことの方が少ないというのが現状です。

新入社員の中にはなかなか社会人としての生活に慣れずうまく集団の中に慣れることができないという人もいるのですが、中にはその集団に属することによりほかのスタッフ達に大きな影響を与えてくれるような人もいたりします。

フレッシュな血液を補充するのが新卒採用

新卒採用のよいところはそうした「新しい刺激」を組織全体に与えることができるということです。
特にここ最近は日本独自の会社文化が崩れ、新たな意識改革が必要になってきているシーンであるため硬直化した思考で仕事をしているこれまでの社員の中に、新しい感覚を持った人が多く入っていくというのはそれだけで大きな変化を生み出す要因となります。

新たな社内制度を確立しようとしても、変化を嫌う旧勢力が主流となっているうちはなかなか社内改革を進めることができません。

新入社員として社内独自の常識に染まっていない人が職場に入っていくことにより、上から押し付けるのではなく自然に社内の雰囲気として新しいものを受け入れるという意識が醸成されていくことになります。

また閉鎖的な空間にいるとどうしてもその中で出る発想が全てという思い込みを持ってしまいがちなところなのですが、新たな人材を入れることによりそれまでの発想とは全く違った新しいアプローチ方法をしていくことができたりします。