貸会議室を活用する

数人の面接官

貸会議室とは

時間単位で会議やセミナーなど、各種イベントに使うスペースを貸し出すサービスです。
会社説明会や面接会場など少人数の面接や複数人のグループ面接、大人数で行われる会社説明会などに活用されています。

ビジネスに良く使われる貸会議室は、前方にホワイトボードが設置されており、発信者に向けてイスが配置されているスクール型の会議室です。
セミナーや研修などに向いていて、部屋の規模も10人~200人規模まで対応しているところもあります。
サポートが充実している店舗ではマイクやプロジェクターなど、必要な備品もレンタルしているので、急なトラブルにも対応できてとても便利です。

もう少しカジュアルな勉強会や少人数のセミナーだとカフェタイプの貸会議室もおすすめです。
カフェのようなおしゃれな空間でコーヒーを飲みながら、ゆったりと会話が楽しめます。
クリエイティブな仕事をする方に人気のある貸会議室で、ビジネスタイプほど大きくない会議スペースで、シェアタイプという会議室もあります。

ビルの一室を安い価格で使用可能ですし、「社内で会議スペースがない」場合や普段と違う場所で気軽に「新しいアイデアを考えたい」時に借りられるタイプです。

貸会議室で面接をするメリット

人事の仕事をしていて、急な面接で場所がとれなかったり社内の会議室が予約でいっぱいだったりすると、面接の日程や場所の確保に困ることがよくありますよね。

集団面接や個人面接など、面接のタイプや規模によって貸会議室の活用も変わってきます。
個人面接の場合は比較的すぐに予約のとれる、シェアタイプの貸会議室でOK。
面接官と応募者の距離が適度にとれるスペースがあるか確認しておくといいでしょう。
双方の距離があまりに近いと圧迫感を与えてしまい、面接に来た方の本来の良さを見抜けません。

イスを配置するコツは応募者の正面にイスを置くのではなく、斜め45度くらいの位置に置くと相手が話しやすくなるそうです。

集団面接は貸会議室の活用がおすすめです。
集団面接にも1人の面接官と数名が対面するタイプや応募者同士でグループディスカッションをしてもらうタイプなど、さまざま。

貸会議室は、自由に室内のレイアウトを変えられたり、大人数でなくても人数に合わせて最適な貸会議室を借りることもできます。
また、パーテーションで区切って待合室のスペースを作るのも可能ですので、選抜方法によって使い分けるのも良いでしょう。

採用にかかる予算も会社のコストの一部です。
面接に必要な全体の時間を把握して、貸会議室を何時間借りる必要があるか計算し、少し余裕をもって予約しておくと安心ですよ。