今、注目の人材ビジネス企業

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ユニークな試みを行う人材企業

人材ビジネスではさまざまなビジネスモデルが存在しますが、そのなかから新たな試みやユニークな取り組みを行っている注目の人材ビジネス企業をご紹介します。

転職サービスDODA、求人情報サービスanなどを有影するインテリジェンス社は、2015年7月から、農業への転職を支援する「就農支援パッケージ型サービス」をスタートさせました。

就農希望者向け求人サイト「第一次産業ネット」を運営するLife Labと業務提携し、第一次産業ネット上に各自治体ごとの特設ページを設置。エリアごとの農業生産事業者からの求人広告を掲載するとともに、その地域の特性や移住状なども紹介します。
さらに、インテリジェンスが都市部で就農についてのカウンセリングや相談会実施し、農業への転職希望社が就業するまでをパッケージで提供するものです。
料金は10社×3か月間で300万円から。

今後は、地方自治体のニーズに合わせたサービスを加えていく予定です。
地域と農業事業者、農業で働くことを希望する個人をつなぎ、農業の活性化や地方創生を目指すのが目的です。

ターゲットはエグゼクティブ層

エグゼクティブや専門職の人材紹介を手がけるキャリア・ネットワークは、匿名での求人応募に対応することで、他者との差別化を図っています。
匿名で応募できるので、転職までのプライバシーを守りながら、キャリアを最大限に生かした転職が可能です。

幹部・役員職から優秀な若い人材まで、求人企業の役員から直接依頼を受けた求人情報が多いのも特徴で、転職によるキャリアアップを目指す人をターゲットに、きめ細かなカウンセリングをもとに、企業と人のベストマッチングを心がけている会社です。

ターゲットはグローバル人材

リクルートホールディングス傘下のCDSは、外国語が堪能な日本人や専門職の外国人を対象にした人材紹介を行っています。
外資系企業の管理職への紹介に強く、外資系企業でエグゼクティブとして勤務したい人をターゲットにしているのが特徴です。

ビジネスのグローバル化で、外国語が話せるバイリンガルの需要が高まっています。
これに着目したのがCDSで、長期的な視野に立ったキャリアコンサルタントを行い、転職後いきいきと働けるよう企業と人のベストマッチングを目指すしています。

就職先は国内の外資系企業だけでなく、アジアを重心に世界に広がっており、世界を股にかけて活躍したい人にとって、魅力的なサービスとなっています。

現在のトレンドはベストマッチングを前提に、社会ニーズに沿ったユニークな提案を行うこと。
求人業界では社会のニーズや課題解決を人材供給で解決できるビジネスです。
それだけに、新たなビジネスモデルも生まれやすいといえます。