離職率を下げるメンター制度

新しい人材育成のための制度

今新しい人材育成方として注目をされているのが「メンター制度」です。
「メンター制度」とは、厚生労働省が主導して女性の就労を促進する目的で広く企業に導入することを推奨した方法です。

このメンター制度の大きな目的となっているのはそれまでは補助的業務までしか任されて来なかった女性スタッフに対し、管理業務などをしていくためのローモデルを作っていくということです。

これは女性のみでなくこれから社会人として生活をスタートさせていく若手社員にとっても非常に便利な方法となっており、現在では性別や年齢を問わず新たな人材育成の場面で広く使用をされています。

メンター制度を簡単に説明すると、まず社内のベテラン社員が後輩社員に一対一でつくようにしそこでキャリア形成のための課題解決をしながら自身の持つ知識や経験を伝達していくようにします。

指導をする先輩の方を「メンター」、指導を受ける後輩の方を「メンティ」と呼びこの関係は職務上の上司・部下ではなく純粋な教育係として設置するのが大きな特徴となっています。

目的意識を明確にできることで離職率を下げる

メンター制度が注目をされるようになったのが、年々増える離職者に対して対しての有効な対策になることがわかったからです。
特に若い世代の離職者によくあるのが、社内における自分の目標の不在や居場所のなさを理由にしているということです。

就職活動をするまでは必死に努力をしてきたけれどもいざ入社をしてみたら突然目標がなくなってしまい、何をしても意欲を感じなくなってしまったという人は少なからず存在しています。

そうした自分の将来像をうまく描けない若手に対し、経験豊かな先輩がついて仕事の仕方や将来に向けてのキャリア形成方法などを個別にアドバイスしながら業務を進めていくようにします。

いわば古い職人気質の「背中を見て覚えろ」の全く逆の発想による方法で、通常ならば自然にできるはずの先輩後輩関係を意図的に制度として作ってしまうというところにこの方法の核があります。